チームワークで〝介護力〟をアップ

医療生協さいたまでは、キャリアアップを応援する制度や、誰もが安心して働けるようにするため、サポート体制を充実させています。

チームワーク介護力

充実した研修制度で介護力をつける

医療生協さいたまには新卒者、中途者ともに、介護職のための研修制度があります。年に3〜4回受講でき、職種に応じてスキルを伸ばすことができます。「スキルアップしたい」──その思いをかなえるために、誰もができるだけ多くの研修に参加できるようにしています。

介護職員の学習意欲は高く、自分が希望する専門的な研修に積極的に参加し、さまざまな資格にチャレンジしています。その結果、全体の75%が介護福祉士の資格を持ち、ケアマネジャーや認知症専門士の資格を取得した人もいます。

専門性を高めることができる職場環境が個人のモチベーションを上げ、医療生協さいたまの〝介護力〟につながっています。

問題はチーム全体で解決

病棟では医師・看護師・リハビリ職員・介護士などがチームで患者さんを担当。介護職も専門職として意見を述べ、情報を共有し、その人に適した介護の方針を決めていきます。介護職としての専門性を生かせることが、やりがいにつながっています。

問題を一人で抱え込まないように振り返りや相談をしながら、次回の打開策をチーム全員で検討します。そのために、報告・連絡・相談を徹底しています。こうした取り組みが職員の精神的な支えとなり、それが利用者の笑顔にもつながっています。 また、「ほめ愛ノート」などでお互いを認め合い、ともに成長できる工夫をしています。

中西 康博 秩父生協病院 回復期リハビリテーション病棟
副主任・介護福祉士