看護部のご紹介

医療生協さいたま 看護理念「看護のこころ」

私たちは、いのちのはじまりから最期の瞬間まで、その人らしい生き方を支援しつづけたいと思っています。
私たちは、地域の「産み・育み・看とる」力と、地域の人々のヒューマンネットワークをつなぎ、
安心してくらせる明るいまちづくりをすすめています。
看護のフィールドは、いのちを営みつづける「地域」です。
健康のあらゆるステージにかかわり、よりよく生きたいという願いを、
地域の人々とともに“かたち”にすることにプロとしてこだわりつづけています。

看護理念・方針

看護理念「看護のこころ」地域とともに、産み・育み・看とる

人生を長い目でみると、通院や入院での治療や看護を受けている時間は、ごく限られたものといえるでしょう。

健康の回復・維持・増進は、日々の暮らしのなかで、患者さまやご家族のみなさまの主体的な努力と、さらにはそれを取り巻く人々や社会資源などに依存しながらおこなわれているのが現実です。

「地域のみなさまが、生命の誕生から最期の瞬間までよりよく生きる」ための支援を行うことが私たちの職務です。だからこそ、患者さまの暮らしや労働を見つめ、さまざまな住民組織ボランティア団体などとつながり、地域の人々とともに協同しながら、生命を育んでいく専門職でありたいと考えています。

その思いを「看護のこころ」に込めました。

看護分野統括部長からのメッセージ

医療生協さいたま看護分野統括部長 認定看護管理者 牛渡 君江

私たちは、患者さまに満足していただける看護を、その人だけのオーダーメイドとして提供したいと考えています。

「娘のウェディングドレス姿を、一目でいいから見たい…」
患者さまのつぶやきは、デイルームをチャペルに変え、牧師さんがやってきての結婚式となりました。
患者さま、ご親族、他の患者さま方が見守る中で、若い夫婦は永遠を誓いあいました。
若いターミナル期の患者さまは、人工呼吸器をつけての最期の外泊。
「住みなれた家に、もう一度帰りたい」という願いを、看護師がつきそい、医師が患者さま宅に宿泊し実現させたのです。

差額ベッド料をいただかないのも、生命(いのち)の重みは みな平等というポリシーがあるからです。
その人に必要とされている療養環境を整えるのも大切な看護。
私たちができる最高の看護を、等しく提供したいという願いが込められています。

地域がまるごと看護師のフィールドです。
子育て中のお母さんを支援する“子育てサポーター”、地域の住民による“健康自己チェック”、働き盛りを支える“健康づくりプログラム”…。
私たちは、地域の人々との“共同の絆”を大切にしています。
埼玉全県に広がる医療生協さいたまの保健・医療・介護の事業には、看護師が輝きつづけるためのステージがあります。

医療生協さいたま看護分野統括部長
 認定看護管理者 牛渡 君江

1年目の保健師研修。組合員の方もグループ別の学習に加わり、交流しながら、便潜血や尿の検査方法を学習しました。医療スタッフと組合員(利用者)がとても近い関係にあるのは、医療生協ならではの特長です。

高齢者の訪問看護。定期的に訪問することで、病院や施設の退院・退所後も、住みなれた自宅での療養に、スムースに移行できます。また、病児訪問も行っています。訪問看護ステーションは、県内に13カ所あります。

高校生の看護1日体験。2017年春だけで、県内60校から409人が参加しました。全員で研修を受けた後、病院を見学しました。これは、看護職について知って、理解を深めてもらうためのプログラムで、受験対策用の模擬面接も行います。

看護奨学生向けに開催しているヘルスケアゼミ。この日は「いのちの授業」で、助産師が出産・流産・死産など、産婦人科での経験を話しました。また、妊娠中のママたちの学習用資料である、出産の様子を映したDVDも鑑賞しました。

2017年3月末に行われた看護部総会。約150人が参加しました。看護職のほか、訪問介護にかかわるスタッフやケースワーカーなども参加して、1年間の活動を振りかえり、次年度に向けた看護部教育要綱などを確認しました。

保健看護部看護課(編)『CO-OP 看護力』

看護活動の紹介

病院の看護活動

病棟での結婚式

息子さんの結婚がきまったターミナル期の患者さま。しかし、結婚式には参列ができそうもない病状でした。そこで「病棟で結婚式を!」と受け持ち看護師が提案。ご家族と医師、看護師とでカンファレンスを開いて準備を整えて実施を決定。牧師さんにも来ていただくことになり病室が教会に一変。ウエディングドレスをまとった美しい花嫁さんの隣には、晴姿の患者さま。スタッフからは歌をプレゼントしました。私たちは、患者様の気持ちに寄り添い、最期の時まで、あきらめない看護にこだわり続けています。

診療所の看護活動

患者さまの暮らしに役立ち、“患者さまに寄り添う看護”が看護の目標です

  • 外来では慢性疾患の患者さん一人ひとりに合わせた認定時教育、フットケア、禁煙外来など看護師の専門性を活かした“看護外来”を行っています。
  • 訪問診療(往診)では、“患家は病室”と考え医師と看護師が訪問し、診療や介護相談を行いながら、住み慣れたご自宅での療養生活をバックアップしています。
  • 経済的な理由で治療が中断している患者さまや高齢で受診が困難になっている方なども増えています。“他職種とのカンファレンス”や家庭訪問など患者さま中心の医療をチームでとりくんでいます。
  • 看護師は公開講座、班会など学習会へも積極的に参加し地域とともに健康づくり、まちづくりを行っています。

老人保健施設の看護活動

私たちがめざす老人保健施設の介護・看護理念
  • 利用者様の人権と
  • その人らしさを尊重し
  • 利用者様・ご家族様の生活を守り
  • 平和活動に取り組みます。

「高齢の方の自己決定を含むニーズを汲み取ったケア」をめざし、「安心して過ごせる居心地の良い」生活の場へ「こんにちは!具合はどうですか?」と声掛けをし、健康的な生活への支援をしています。

高齢の方に愛着のある方、尊敬をこめて高齢利用者様のケアをしたいと考えている看護師さん。

経験豊かな人生を送ってきた高齢利用者様の援助を、老健で他職種と一緒に実践しませんか?