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2022年1月1日
医療生協さいたま生活協同組合
理事長 雪田慎二
2021年は、医療生協さいたまの事業活動や組合員活動、新型コロナウイルス感染対策・ワクチン接種などにおいて多大なご支援・ご協力をいただき、誠にありがとうございました。
2020年からのコロナ禍は昨年も収まらず、明るいニュースが少なかったせいか、大リーグでの大谷翔平選手の二刀流が大きな話題になりました。二刀流という難しい目標にチャレンジし、結果を残したことが評価されました。
そんなニュースを聞きながら、改めて私たち生活協同組合も二刀流だと実感しました。事業活動を行いながら、誰にとっても暮らしやすい地域社会を作るための運動に取り組む、ということです。しかも、この二つに取り組むことはかなり難しいことです。しかし、少しずつ結果を残しています。
今年は、さいわい診療所・ケアセンターかがやきが新しい場所でリニューアルし、事業を再スタートさせました。そして、川口診療所の現地建て替えに向けた準備がはじまっています。当生協のセンター病院である埼玉協同病院のリニューアル・建設工事も、昨年秋からいよいよはじまりました。
地域に密着した組合員活動も、感染対策を行いながら、健康づくりやつながりづくり、地域での助け合い、訪問活動などに取り組んでいます。コロナ禍での工夫した新しい活動スタイルも根づいてきました。子ども食堂に代わるフードパントリーでの食材や安価なお弁当の提供も、県内数カ所で行っています。
2022年は医療生協さいたま合併30周年です。私たちはこれまで育んできた地域でのつながりや学んできたことを生かしながら、「安心して暮らし続けられるまちづくり」のために、今後も二刀流で歩んでいたきいと思います。
新しい年が、みなさまにとって健康で笑顔ある1年となるよう、心より祈念申し上げます。