
家庭医になるための模擬試験を実施しました
2月24日(土)、医療生協さいたまのSGFAM(さいたま総合診療医・家庭医センター:センター長=関口由希公(ゆきひろ)医師[写真左上])主催で、埼玉県総合医局機構・地域医療教育センターにおいて、家庭医療専門医(家庭医)試験・臨床実技試験の模擬試験を開催しました。医療生協さいたまでは初の取り組みです。
日本プライマリ・ケア連合学会が認定している家庭医になるには、主に診療・治療方針・コミュニケーションを対象とした実技試験をパスする必要があります。模擬試験には3人の専攻医(初期研修修了者)が臨み、ほかに、患者役の組合員(模擬患者=SP)、評価者の医師・看護師など、計23人が参加しました。
模擬診療を終えた専攻医は、その場で評価者やSPからフィードバックをもらって多くの学びを得て、「7月に行われる試験に活かしたい」と感想を述べていました。最後に、SPの活躍に、参加者から大きな拍手が送られました。
地域で活躍する医師の育成に、いっそう力を入れていきます。