
原水禁世界大会報告集会が開かれました
9月9日(金)、医療生協さいたま本部・ふれあい会館で、原水爆禁止2016年世界大会(広島大会)の報告集会が開かれました。約60人が参加しました。
第一部は、辻忠男医師による学習講演「わたくしの見た沖縄キャンプシュワブゲート前と東村高江から」でした。写真や動画によるレポートがあり、「土地に杭は打たれても心に杭は打たれない」という現地の方の言葉も紹介されました。
第二部では、原水禁大会参加者から報告ありました。参加者たちは、見て学んできたことをグループごとにパワーポイントにまとめて発表し、以下のような感想が紹介されました。
「若い世代の私たちが核兵器廃絶に向けて具体的な行動を起こしていくべきと、強く感じた」
「被爆者が高齢化しており、その聞き取り訪問に同行したが、とても重要な活動だと思った」
「閉会総会で世界中の人が平和についての決意を述べた。自分の世代の役割を強く認識した」
「フィリピンや韓国の人との交流では、武力によらずにどう平和をつくるかが議論されていると知り、感銘を受けた」
「原爆に関心のない人、考えがまったく逆の人たちの心を動かしていく働きかけも大切だと思った」
「日本の憲法9条があること、唯一の被爆国であること、非核国であることを活かした外交、対話を進めていくことが重要であると学ぶことができた」
