
地区や支部、事業所などで憲法学習会を開催
戦争を放棄するとした憲法9条や、国民の生存権・健康権には国家が責任を持つとした憲法24条に、いま危機が訪れています。医療生協さいたまでは、「憲法といのちを守るさいたま大運動」の一環として、地区や支部、事業所などで、組合員と職員があらためて憲法について学ぶ学習会を行っています。
5月に学習会を開催した秩父生協病院では、日本医療福祉生協連発行の虹のブックレット『憲法を学ぶ』(日野秀逸著)をテキストに、無料講師派遣を行っている自由法曹団埼玉支部の弁護士に講師を依頼し、憲法の精神、集団的自衛権、特定秘密保護法、自由民主党の改憲草案の問題点などについて学びました。参加者からは、「憲法について初めて詳しく知ることができた」「戦争は自分たちの身に起こりうるものとして真剣に考え、憲法を学び、生かしていく運動ができたらよいと思う。まずは学習から」などの感想が聞かれました。
学習会は今後も各地で開催される予定です。
