6月26日(土)、川越プリンスホテルにおいて、第41回通常総代会を開催しました。昨年に続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、実出席者を絞って開催しました。総代定数523人中、516人が出席(本人16人、委任1人、書面499人)しました。
以下の5議案すべてが、承認可決されました。
- 第1号議案
- 2020年度のまとめ、事業報告・決算関係書類承認の件
- 第2号議案
- 医療生協さいたま中期計画(2021~2023年度)、2021年度の事業計画承認の件
- 第3号議案
- 役員選任の件
- 第4号議案
- 定款の一部を改定する件
- 第5号議案
- 役員報酬の支給上限額承認の件
最後に、特別アピール「いのちと暮らし、地域の医療・介護を守り、私たちの願いがかなう社会の実現をめざしましょう」を確認しました。
- 中期計画メインテーマ
- 24時間365日、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように、組合員参加型の地域の安心づくり・健康づくりと、暮らしを支える医療・介護の事業で、医療生協さいたま版の地域包括ケア=「安心ネットワークシステム」の構築を進めます。
- 中期計画と2021年度重点課題
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1.健康づくり・まちづくり
「誰もが安心して暮らせるまちづくりで、いのちを守り暮らしを支えます」- ①健康ひろば、安心ルームの開催を促進します。
- ②フレイル予防、認知症予防の取り組みを豊かに広げ、認知症の人を含む高齢者にやさしい地域をつくります。
- ③平和や憲法9条を守り、核廃絶を求める取り組みを広げます。
- ④新型コロナウイルスなど、感染症を正しく恐れるための学習を進めます。
- ⑤くらしの中で発生する「困った」へのアプローチを、安心ネットワークシステムのなかで具体化します。
- ⑥助け合い、支え合いでつながります。
- ⑦地域のなかにある社会問題などの課題認識に努め、行政や他団体と連携して対応を進めます。
- ⑧防災、大規模災害時の対応力、災害地域への支援機能の向上をめざしてさまざまな取り組みを進めます。
- ⑨まちづくり、事業活動を対象として、環境負荷の軽減や省エネルギー化の取り組みを推進します。
2.ひとづくり
「頼れる組合員と職員をめざし、医療生協人として育ち合います」- ①支部運営委員など、組合員活動のリーダーの育成を進めます。
- ②組合員活動推進員の活動を軌道に乗せます。
- ③事業の拡大を支える、職員採用を進めます。
- ④人権が守られ、どんな人でも違いを認め合い尊重される社会の実現に向けて、自ら行動できるように、学ぶ機会を増やします。
- ⑤地域住民、組合員の願いに応え、生協の理念を具体化できる組合員と職員の育成を進めます。
- ⑥地域でのつながりを広げます。
- ⑦働きやすい職場をつくり、職員の定着を促進します。
3.事業計画
「時代にあわせた生協ならではの事業と活動で未来をつくります」- ①埼玉協同病院のリニューアルの準備を進め、2021年12月頃の着工をめざします。
- ②さいわい診療所・ケアセンターかがやきの移転新築を成功させます。
- ③ケアステーションかしの木新施設の建設を成功させます。
- ④埼玉協同病院の急性期病院としての機能を高めます。
- ⑤「生協10の基本ケア」の理解を深め、事業に活かした取り組みを進めます。
- ⑥24時間365日在宅での療養生活を支える医療や介護サービスの充実をはかります。
- ⑦老朽化した施設のリニューアル検討を進めます。
- ⑧川口診療所・ケアセンターすこやかの新施設の建設をめざします。
- ⑨患者、利用者の尊厳を守り、安心・安全で質の高い医療、介護サービスの提供に努めます。
- ⑩デジタル化対応を進めます。
- ⑪大規模投資を支える、より強固な黒字経営体質をめざします。
- ⑫医療生協さいたま30周年記念事業の検討を進めます。
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議案採決の様子
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会場全体の様子