
津波で流されたカルテの回収ボランティアに参加
~カルテは患者さんの治療の歴史 1冊でも多く回収したい!
医療生協さいたまは、6月11日(土)、東日本大震災の津波により流された長町病院(宮城県仙台市)のカルテ庫にあったカルテやレントゲン写真の回収ボランティアに参加しました。組合員・職員総勢47人が、カルテ庫のあった海岸から約2kmの場所で、約3時間、回収作業をおこないました。カルテ・レントゲン写真・診察券などは、津波に流されたさまざまなものといっしょに埋っている状態で、回収しても修復は不可能ですが、患者さんの歴史であるカルテをこのままにはしておけないと、どろの中から掘り出す作業が続きました。全部で4トントラック1台分になりましたが、回収しきれなかったことが心残りでした。参加者は「少しでも役に立ってよかった」「これからも支援を続けたい」と感想を話していました。医療生協さいたまでは、今後もさまざまなかたちで復興支援を続けていく予定です。
