
医療生協さいたまの事業所等の状況と対応
地震発生直後、おおみや診療所(さいたま市)と川口診療所(川口市)で棚が倒れるなどの被害あり、本部より支援部隊が向かいました。秩父生協病院(秩父市)は市内停電(12時30分頃復旧)し、自家発電用の軽油が不足したため、熊谷生協病院(熊谷市)より、職員の4人が毛布等を車に積み込み、途中で軽油を確保しながら、秩父に21時過ぎに到着しました。秩父生協病院ではリハビリ科職員が全員残り、患者食の配膳をおこないました。他の職員も駆けつけ対応しました。熊谷生協病院では、12日朝から断水しましたが、日中に復旧しました。多くの事業所でエレベーターが停止しましたが、人が閉じ込められる事態はありませんでした。各介護事業所では利用者の安否確認と、停電に備え人工呼吸器対応に奔走しました。
本部(川口市)では、対策本部を設置し、全事業所の状況把握と対策、現地支援の調整などを、全日本民医連、医療福祉生協連と連絡をとりながら対応しています。