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けんこうと平和

女性ホルモンが減っても元気に暮らす

内山隆久(うちやま たかひさ)

【監修者】
埼玉協同病院副医局長 産婦人科 伊藤 浄樹(いとう じょうじゅ)

「けんこうと平和」2013年5月号掲載

更年期の体調不良で悩んでいませんか?
治療方法や自分でできる改善策があります。

女性の体を守っているホルモン

女性ホルモンの最も大切な役割は、妊娠・出産できるようにすることです。主な女性ホルモンに、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。この2つは脳からの指令を受けて、バランスを取りながら卵巣から分泌され、月経の周期を作っています。出産適齢期といわれる25~30歳ぐらいに、分泌量はピークとなります。

ほかにも、女性ホルモンには皮膚や髪を若々しい状態に保つ、骨量を維持する、コレステロールや血圧の上昇を抑えるなどの作用があります。女性の体は女性ホルモンによって守られているといっていいでしょう。

更年期の不調は受診して原因の解明を

しかしその女性ホルモンも、年齢とともに徐々に減っていきます。閉経を中心に前後5年間を更年期といいますが、この時期になると、皮膚のハリやツヤが失われ、ほてり、のぼせなどの症状が現れたり、体調がなんとなくすぐれず、精神的にも不安定になることがあります。そもそも更年期は体が変化を受け入れるための期間です。更年期= 更年期障害ということではありません。変化をほとんど感じない人もいますし、更年期障害といわれる重い症状に悩まされ、疲労感で起きあがれなくなる人もいます。女性ホルモンの分泌量は、血液検査でわかります。ホルモン補充治療や漢方薬を使って、症状を和らげることもできるので、更年期につらい症状があるときは、婦人科を受診することをおすすめします。

更年期には、更年期障害でなくても精神的に不安定になることがあります。また、甲状腺の病気やがんで、更年期障害と似た症状が出ることもあります。更年期の不調は、原因を見極めたうえで、適切な治療を受けることが必要です。

生活習慣で解決できることも

年齢とともに女性ホルモンの分泌量が減るのは、きわめて自然な姿です。むしろ閉経後も女性ホルモンが多く分泌されていることは、がんをはじめさまざまな疾患の可能性を考えなければなりません。 女性ホルモンが減ることによる体の変化について理解し、それを生活のしかたで補うようにすることが大切です。

脂質代謝が落ちてきてコレステロールが高くなりやすいので、脂質の摂取は控えめにする。骨量も減少しやすいので、食事でカルシウムをはじめミネラル、ビタミンをきちんと取る(必要なら内服治療もできます)。動脈硬化が進みやすくなるので、適度な運動習慣を身につけて新陳代謝をよくする。ふさぎこまないように友だちとおしゃべりを楽しむ|など、できることはいろいろあります。女性ホルモン補充治療は、更年期障害を緩和するひとつの方法ですが、一生続けられるものではありません。まずは生活改善で更年期を上手に乗り越え、元気に過ごしましょう。


月経異常はホルモンバランスの乱れから

月経不順や強い痛みを伴う月経困難症などの月経異常は、必要なときに適切な女性ホルモンが分泌されないことが原因です。放置しておくと妊娠できなくなることもあり、また子宮筋腫や子宮内膜症などの病気かもしれません。
特に20~30代の女性で月経異常がある場合には、受診・治療が必要です。

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