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北朝鮮の核実験を厳しく糾弾し、
被爆国日本政府に対話による解決のための行動を求める声明

2017年9月8日
医療生協さいたま生活協同組合 理事長 雪田慎二
埼玉県民主医療機関連合会 会 長 山田昌樹

北朝鮮は、9月3日昨年9月に続く6回目の核実験を強行しました。この行為は、世界と地域の平和と安定にとって重大な脅威であり、国連安保理決議、6か国協議の共同声明、日韓平壌宣言に違反する暴挙であり、厳しく糾弾するものであります。

今年7月、国連会議において核兵器禁止条約が122国の賛成で採択され、9月20日から各国の署名手続きが開始されようとしております。

このような核廃絶を求める世界の動きの中で、北朝鮮の核実験及び弾道ミサイル発射は、国際社会が追求している「対話による解決」に逆行する行為であり、「核兵器のない世界」を求める世界の大勢に逆らうものであり、重ねて抗議を表明します。

日本政府は、唯一の核兵器被爆国であり、憲法9条を持つ国でありながら、7月の国連会議に参加せず、条約への署名も行おうとしていません。また、北朝鮮の暴挙に対しても対話否定論に固執しております。

今、米朝間で軍事衝突が起こる潜在的な危険性が存在し、軍事的な緊張が高まっています。このような状況下では、偶発的な事態による軍事衝突に至る可能性も否定できません。軍事衝突が米朝で引き起こされた場合、一番深刻な被害を受けるのは北朝鮮、韓国、そして日本の一般市民です。

北朝鮮に対して、即時核実験の中止と、対話に踏み出すことを強く求めます。

日本政府は、米国に対して「対話による解決」を強く求めるよう要請します。

以 上

在日本朝鮮人総聯合会 殿

この度の北朝鮮による核実験及び弾道ミサイル発射に対して、糾弾し抗議するものであり、私たちの「声明」を同封いたしました。

核兵器のない世界の平和を求める世界の大勢にそって行動されるよう求めるものであります。

医療生協さいたま生活協同組合 理事長 雪田慎二
埼玉県民主医療機関連合会 会 長 山田昌樹

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