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けんこうと平和

足の「しびれ」は病気のサインでしょうか

内山 隆久(うちやまたかひさ)

【監修者】
川口診療所 所長 内山 隆久(うちやまたかひさ)

「けんこうと平和」2014年1月号掲載

「しびれ」は体の異常サイン

「しびれ」は神経症状の1つです。「しびれ」の症状は大きく感覚の低下、運動麻痺、異常知覚に分けられます。

感覚の低下
触った感覚や、熱い、冷たいなどの感覚が鈍くなる
運動麻痺
足が動かしにくく、力が入らなくなったりする
異常知覚
何もしなくても「しびれ」が起こり、正座をした後のようなジンジン、ズキズキした感覚がある

「しびれ」は不愉快な感覚ではありますが、痛みほど日常生活に支障がないために、放置されることも少なくありません。でも「しびれ」を甘くみてはいけません。「しびれ」というサインで体の異常を訴えているのかもしれないからです。「しびれ」には、放っておいても良い「しびれ」とそうでない「しびれ」があります。

時間とともに消えてしまう一時的な「しびれ」はあまり心配ありません。正座をした後の足の「しびれ」、神経や筋肉疲労の「しびれ」がこれにあたります。

病気の前ぶれとして起こる「しびれ」は放っておくことはできません。例えば足の「しびれ」が、「片側だけに」「急に起こって数分で消える」「靴下を履いているような感覚」がある場合は、早めに受診をしましょう。

足の「しびれ」の原因もいろいろ考えられます。例えば脳梗塞(のうこうそく)や脳腫瘍でも「しびれ」が出ることがありますし、背骨に変形があるときや手足の先にいく神経がいたんでもしびれます。どこが悪いかがわかれば、原因や治療法もわかりやすくなります。

受診時に医師に伝えること
  • 最初にしびれた場所
  • いつからしびれ、どのような症状なのか
  • しびれた時の姿勢や動作
  • 今どこがしびれているのか

 こうした情報を医師に正確に伝えることが診断をする上で大切です。

足の「しびれ」は病気のサインでしょうか

足の「しびれ」の症状に潜む主な病気
脳梗塞(のうこうそく)
片側の足先などの「しびれ」は、脳梗塞の前兆の場合もある。梗塞を起こす場所によって、症状の現れ方は異なるが、失語症、言語障害などの症状が起こることもある。
糖尿病性神経症(とうにょうびょうせいしんけいしょう)
糖尿病の悪化による代謝障害が原因で、足の先にピリピリした「しびれ」が現れ、徐々に体の中心に向かって進行する。
バージャー病
喫煙者に多く、足の「しびれ」や冷えからはじまり、足先が蒼白になり潰瘍ができたりする。
パニック障害
極度の不安を感じる前後にしびれる。いのちに関わる病気かもしれないと不安がつのり過呼吸を起こすこともある。
閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)
足の冷えと「しびれ」からはじまり、歩くと次第にしびれや痛みが増して歩行困難の症状になる。
足根管症候群(そくこんかんしょうこうぐん)
かかとから足の裏、つま先までヒリヒリするように「しびれ」を感じる。足の甲や脛(すね)など、体の前方部分がしびれないのが特徴。

このほかに、脊髄損傷(せきずいそんしょう)や腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアでは、足にゆく神経が圧迫されて足の裏のしびれにつながります。

日常生活で「しびれ」を予防

血行不良による足のしびれは、姿勢が悪い、長時間座っている、冷え、コルセットなどで体を締めつけている、サイズの小さい靴や下着を着用するなど、日常の生活習慣に原因がある場合があります。

足を冷やさないように靴下を履いたり、適度な運動、体形にあった衣服を身につけるなどの注意をすることで予防できます。

20代、30代の人で「しびれ」を感じた時は、腰や足、代謝、甲状腺などの病気の可能性を考え、検査をおすすめします。病気がある人は、まずその治療をしてください。

「しびれ」の原因はさまざまです。健康診断などで血圧やコレステロールに異常な数値が出た時は、放っておかずに、ぜひ再検査を受けてください。

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