「けんこうと平和」2009年9月号掲載
企画/食養部会 調理/山口 忍(老人保健施設みぬま) 撮影/コサイ ワジュン
太ることを気にしてお米を食べない人がいるようですが、お米の主成分の炭水化物は、体内でブドウ糖という糖に分解され、脳や筋肉などのエネルギー源として優先的に使われます。ゆっくり消化・吸収され、体脂肪になりにくく、腹持ちがいいので、食べ過ぎや間食を防ぐ効果もあります。逆に不足すると、脳の働きが鈍くなったり、スタミナ切れを起こして疲れやすくなります。
また、お米にはたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素も含まれています。お酒を飲むからごはんを減らすという人がいますが、エネルギーは同じであっても、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が不足してしまうことになります。お米は大切な栄養源なのです。
最近、とがなくてもいい無洗米も増えてきました。普通米よりも水は5~10%増しにして炊いてください。
(老人保健施設みぬま・管理栄養士 吉田昭子)
●おいしくお米を食べるには
米をとぐのは、残っているぬかを落とすことが目的なので、米にぬかのにおいを吸収させないよう、手早くすすぎます。20分~1時間水につけて炊きます。残ったごはんは冷蔵庫や冷凍庫で保存し、食べるときにあたためましょう。
おにぎりにしてもいい高菜漬けの炊き込みごはん
1人分 約360kcal/塩分約1.1g
【材料】
- 高菜漬け…30g
- にんじん…20g
- 鶏ひき肉…30g
- 米…1/2カップ
- 水…1/2カップ
- だし昆布…適宜
- 酒…小さじ2
- しょうゆ…小さじ1/2強
- 砂糖…小さじ1
【作り方】
- 1高菜とにんじんは粗みじんに刻む。
- 2鍋(炊飯器)に、米と[1]、鶏ひき肉、調味料を入れ、炊く。
1皿でおかずもごはんもビビンバ
1人分 416kcal/塩分1.3g
【材料】
- 牛肉もも薄切り…50g
- ほうれんそう…20g
- にんじん…10g
- もやし…50g
- おろしにんにく…少々
- 炒り白ごま…少々
- ごま油…5g
- 焼き肉のたれ…大さじ1
- 豆板醤…少々
- ごはん…150g(茶碗に軽く1杯)
【作り方】
- 1ほうれんそうはさっとゆでて、水にさらしてしぼり、約4cmに切る。
- 2牛肉は細切りに、にんじんはせん切りにする。
- 3フライパンでごま油を熱し、牛肉、にんじん、もやしを炒め、おろしにんにくと焼き肉のたれ、豆板醤を入れ混ぜ合わせる。
- 4器にごはんをよそい、その上に[1]と[3]をのせ、ごまをふる。
