「けんこうと平和」2009年6月号掲載
文/野澤幸子(埼玉協同病院・管理栄養士) 調理/野口和成(秩父生協病院) 撮影/コサイワジュン
乳製品、小魚、青菜でカルシウムを
骨密度が減少して骨がスカスカになった状態が骨粗しょう症です。何より予防が大切で、若いうちに十分にカルシウムを摂取して骨を丈夫にしておきたいところですが、調査結果では、日本人のカルシウム摂取量は不足状態が続いています。
カルシウムは食品によって吸収率が違い、牛乳や乳製品が約50%、小魚が約30%、青菜が約18%といわれています。小魚は骨ごと食べられてよいのですが、塩分の取りすぎはカルシウムの利用を妨げるので、食べ過ぎないように注意します。乳製品の脂肪分が気になる場合は、低脂肪のものを利用します。
カルシウムやカリウムなどのミネラルが豊富で、初夏らしく緑色がきれいなそらまめを使った料理をご紹介します。
骨によくカロリー控えめそらまめとえびの中華炒め
1人分 約247kcal/塩分約1g
【材料】
- そらまめ…50g
- もめん豆腐…100g
- えび…4尾
- 長ねぎ…20g
- しょうが・にんにく…各1/4かけ
- サラダ油…小さじ1
- 中華だし・砂糖…各小さじ1/4
- 酒…大さじ1/2
- 塩・こしょう…少々
- 片栗粉…小さじ1
- ごま油…小さじ1/2
【作り方】
- 1そらまめはさやから出し、塩ゆでしてさまし薄皮をむく。豆腐はよく水を切り、1cm角に切る。えびは尾を残して殻をむき、背わたを取る。
- 2ねぎ、しょうが、にんにくはみじん切りにしておく。
- 3中華だし、酒、砂糖、塩、こしょうを混ぜておく。
- 4サラダ油を熱して[2]を炒め、香りが出たら、えび、そらまめ、豆腐を順に加えて炒める。[3]を加えてひと煮立ちしたら水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、ごま油を回しかけて火を止め、皿に盛る。
1品でカルシウム満点そらまめのグラタン
1人分 約371kcal/塩分約0.8g
【材料】
- そらまめ・玉ねぎ…各30g
- コーン缶(ホール)・マカロニ…各20g
- バター・小麦粉…各10g
- 牛乳…3/4カップ
- 塩…少々
- 粉チーズ…適宜
【作り方】
- 1そらまめはさやから出し、塩ゆでしてさまし薄皮をむく。玉ねぎは薄切りに。マカロニはゆでておく。
- 2フライパンにバターを熱し、小麦粉を入れて色づかないように炒め、牛乳を少しずつ加えてよく混ぜ合わせてホワイトソースを作る。
- 3[2]に[1]の材料とコーンを入れて和える。
- 4グラタン皿にバター(分量外)を薄く塗り、[3]を入れて粉チーズをかけ、230℃にあたためたオーブンで焼いて焦げめをつける(温度と時間はオーブンの説明書を確認のこと)。
